Category Archives: 徒然

打ち合わせでの心得

お客さんの会社に行き、建設業許可や医療法人設立認可、産業廃棄物処理業などの打ち合わせをよくやります。

その際に心がけていることが僕にはあります。

それは、とにかく明瞭にわかりやすくということです。

新人の頃は、業務内容に自信が持てなかったので、結構、しどろもどろになったりしていました(まぁ今でもたまにありますけどね(笑)

医療法人設立認可申請などの行政手続きは、何度か似たような案件を繰り返していくうちに結構、精通していくようになります。

全体の流れがわかればこちらのもので、許認可で外してはいけないポイントが自然とつかめてくるのです。

これは、お勉強で掴むのは難しく、やはり、現場の経験が大切なのでしょう。

手間暇かけてやった許認可手続きという経験は次のお客さんにわかりやすさ、安心感を与えるものです。

建設業許可の経験が、産業廃棄物処理業、収集運搬業許可申請に生きたり、あるいは医療法人の認可申請に生きたりしていくものです。

行政手続きのスペシャリストという名に恥じないような仕事をしていきたいものですね。

 

心学商売繁盛塾

人は論理的な話にはとても関心をもつようです。

〇〇をすれば、健康になれる。

とか

〇〇をすれば、頭が良くなる。

とか

〇〇をすれば、商売繁盛する。

などのように、とても明快でわかりやすいため、そこに答えがあると錯覚します。

しかし、世の中はこのように計算式でコトが運ぶものなのでしょうか?

僕はそうは思えません。

逆に計算外の行動や対応をいかにとれるか?が、その人の個性と魅力を引き出すように思えるのです。

生きる意味、志、信念などなど、こうしたものは、計算式をあてはめて出てくるようなものではありません。

しかし、数値化できないことが、実は世の中で最も大切なことだったりするのではないでしょうか?

そんなことを心学商売繁盛塾で一緒に学んでいます。

誰かのお蔭で出来ている

ここのブログでもちょくちょく書いていますが、僕は今、行政書士会吉川支部の支部長を務めてさせてもらっています。

行政書士会には支部長の他にも行政書士会本部の役員などいろいろな役職、役割があります。

そのほとんどが本来の仕事につかえる時間をこうした役職上の仕事に費やします。

そうすると、当然、しわ寄せが自分自身、あるいは人を雇っていればその事務所に来ます。

そういう事情をよく分かっている人は、支部長や役に就きたがりません。それは当然のことだと思います。

しかし、こうした損な役回りを誰かがしなければなりません。

では、誰がやるの?と聞かれたときに、はい!と言える自分でありたいと思います。

誰かがやらなければいけない損な役回りを引き受けられるということ。

引き受けてその役を全うしようとしたとき、お陰様の存在でできていた事実に気づける自分でいたいものです。

越谷支部の新年会

昨晩は、近隣支部ということで行政書士会越谷支部の新年会に呼ばれましたので、支部長として参加してきました~。

越谷市長や国会議員、顧問弁護士さんなどをお呼びして盛大に行われていましたよ。

支部長会議では隣の席の越谷の後藤支部長。

以前、医療法人設立の件でわからないことがあるとのことでいろいろとお話をさせていただいたことがありました。

僕はそのことをすっかり忘れていたのですが、後藤支部長は覚えていてくださったようです。

新年会の席で、気持ちということで謝礼をいただいてしまいました。

もう、これにはびっくりです。

そこまで気を使わなくても・・・と思う反面、後藤支部長の事務所がなぜ地元のお客さんに信頼されているのか?が垣間見えた気がしました。

このような小さなことですら受けた恩を忘れないということを日々実践なさってきたからこそ、今の事務所の繁栄なのだろうと思いました。

人様のすばらしいところは徹底して真似ていきたいものです。とても勉強になりました!

一生懸命

仕事って実はとてもシンプルなものではないでしょうか?

「一生懸命にやっていれば、それだけでいい。」

結果云々という考え方もあるのでしょうが、僕はこれが基本中の基本だと思っています。

では、一生懸命とはどういうことなのですか?という問いが、まさに仕事をしている中で考え続けなければいけないことだと僕は感じています。

一生懸命に働けば、お客さんも、取引先もわかってくれるものですよね。

つらいこと、きついことから逃げない姿勢。

ミスをしたらきっちり詫びを入れ、けじめをつける。

自分ではなく相手の立場に立って、徹底して物事を観る、考えてみる。

きっとこうしたことが一生懸命の言葉の中につまっているのではないかな?と僕は思っています。

人生、いつでもこれから。

一生懸命に仕事に邁進していきましょう!

 

 

心学商売繁盛塾

今日は、心学商売繁盛塾の日です。

テーマを「個人商店で生き抜く力」に絞って商売について様々な話し合いを行い、最終的に書籍化を目指そうとしています。

世の中では売り上げや利益をあげる技術や知識が非常に価値あるものとされていますが、僕らはそこに重きを置きません。

というのも、そうした技術や知識は、お客さんに喜んでもらいたい真心がなければ生きてこないと考えているからです。

では、その真心をどのようにして掴んでいくのか?ということをよくよく考え、実践していく塾なんです。

思考を深め、試行錯誤の中で実践していく中で自分にとってはじめて有効な技が開発されてくるような気がします。

それこそ、まさに生きた智恵なんですよね。

その智恵は、人様から教わるものではなく現実の中で自らの汗を流しながら出なければ手に入れられないと僕は考えています。

学問に王道なしと言われていますが、商売の世界でも王道はないのでしょう。

王道とは、おいしいところだけつまんで近道をすることとは正反対のことです。

実直に、地道に人を喜ばせ続ける、世の中の役に立ち続けるという綺麗ごとを現実の中で表現していくことが商売の姿と僕は思います。

他者から教わることもたくさんあるかもしれませんが、最終的には自分次第。

だからこそ、この世界で生きていく智恵をこの塾で掴んでいきたいと僕は考えています。

 

産業廃棄物収集運搬業許可の更新

今日は、産業廃棄物収集運搬業更新許可申請の件でお客さんに見積もりを渡しました。

この許可申請は、新規でも更新でもそうですが、該当する講習会を受講し、修了証をもらわなければいけません。

この講習をうっかり受け忘れてしまったばかりに更新ができなくなってしまった業者さんもいらっしゃいます(涙)

切羽詰まった段階で受講しようとしても、開催日数と場所に限りがあるんですよね。すぐに定員が埋まってしまうそうです。

ある方などは、大阪までそれを受講しに行ったとのこと・・・。

講習の主催者の日本産業廃棄物処理振興センターは、例年4月に一年間のスケジュールを出します。

この早いタイミングでお客さんに事前にお知らせするのも大切なサービスの一つだと思いました。

 

建設業許可申請~実務経験10年の証明の巻~

今日は、新規の建設業許可申請の打ち合わせをお客さんの事務所でしてまいりました。

建設業許可の重要な要件に経営業務の管理責任者と専任技術者の常勤という要件があります。

引っかかるのはどこの業者さんも同様で、一定の国家資格者ではない専任技術者の実務経験を証明するところです。

その年数は、10年間。

10年間の実務経験を契約書、請求書などで証明してくださいというキツイ要求を県からされます。

10年の間にこうした書類を処分している業者さんが、結構、いらっしゃるんですよね~。

でも、ここで証明できなければ、大切な許可が取得できないわけですから、お客さんも自分も必死になります(笑)

取引先、発注先に過去の請求書などは、ないのかどうか?確認しまくったりします。

こんなことにならないように建設業許可要件の周知と日頃の書類の管理が、大切なのだなぁとつくづく感じた一日でした。

 

医療法人の分院

今日は、医療法人の分院に伴う手続きの相談を受けました。

この手続きは、開業日との兼ね合いからいつ定款変更認可申請行い、いつ診療所等の開設許可申請をするのか?といったスケジュール管理がとても重要になります。

というのも、保険医療機関の指定申請が最後に控えており、ここの申請期日(毎月15日まで等の規制)を守れなければ、開業が1ヶ月遅れてしまうことになるからです。

開業日に向けて開業準備等をしていたのに開業できなかったとしたら・・・。

考えるだけでも恐ろしいことですね(汗)

分院にともなう定款変更認可申請の後に診療所等の開設許可申請、それに伴う登記申請、最後に開設届および保険医療機関指定申請という流れになります。

しかし、それぞれに補正等が入れば、その分、手続きも遅れます。

不備のない書類準備と手続きが厳格に求められるので、かなりの緊張感をもってこの手続きを行っていきたいと思います。

許認可手続きは事業の根幹に関わるので、とても責任が重大ですよね。

丁寧に、丁寧に

丁寧に仕事をしていく。

僕はとても大雑把な性格なため、結構、苦手なことです。

ところが、今の仕事はその丁寧さ、正確さが要求されます。

だから、僕にとって、今の仕事は結構な修行の場です(笑)

一方で僕の性格がどうこうということは、仕事をしていく場面においての言い訳にしてはいけないとも思っています。

全て自分の性格、能力にぴったりの仕事というものがあるのかどうか?

人によってはもって生まれた天分を発揮できる仕事というものがあるのかもしれません。

でも、僕はそういった仕事に遭遇したことがありません。

でも、仕事は仕事。きちんとやらなければ、お客さんに喜んでいただけません。

僕にとっての仕事とは、お客さんに喜んでいただくための修行道なのでしょう。

だからこそ、丁寧に仕事をしていくことは僕にとって価値があると思います。

 

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