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お茶の稽古

今日の午後は、お茶の稽古の日でした。

お茶というのは、とても形式ばっていてお堅いところと誤解されがちですが、僕の通っている教室は、とても和やかです。

といっても、和やかなだけではなく、教えてくれることも超一流。

なんといっても、お茶の先生を教えている先生が、僕のようなペーペー(笑)を指導してくれるとんでもなくスゴイところなのです。

一言にお茶と言っても、建築、庭、密教、仏教、禅、お花、書、茶器などなど学びを深めるために学ばなければいけないことが山ほどあることに気づかされます。

だからこそ、通うほどに面白くなるところとも言えますね。

稽古とは、古(いにしえ)を稽(かんがえ)るという意味だそうです。

昔から伝わる形を何度も何度も繰り返すことで悟りに達するとも言われています。

悟りだなんてとんでもない!というレベルの僕ですが、ここも自分を生かしてくれる場として学びつづけていきたいものです。

お茶の世界は奥深く、面白いものです。

今からでも遅くはない

昨日は、空手の指導の日でした。

ある小学6年生の茶帯の男の子が、僕にポツリと言ったのです。

「中学生になる前に黒帯まで取りたかったな・・・。中学に入って部活が始まると空手に来られないから。」

僕はこの言葉がとても胸に突き刺さりました。

普段から、黒帯なんて取りたくないと言っていた子でした。

しかし、これはただのポーズで、本当は黒帯を取りたいという真意を汲んであげられなかったのだと。

子どもを見ているようで見ていなかった自分を思わず恥じてしまいました。

中学生になるまであと数ヶ月・・・。

今からでも遅くはありません。黒帯まできちんと取らせてあげたいと思います。

 

同じ商売

行政書士や司法書士、税理士などの資格業。

資格があるため、何か特別な目で見てしまいそうですが、実際には、通常の商売と変わりありません。

喫茶店をやるにしても、小売業をやるにしても、同じ商売なんですよね。

それが、傍から見るとよくわかりません。僕も資格の勉強をしているときは、この意味がよくわからなかったものです。

ところが、独立するや否や、売れなければ生活ができないという現実に嫌でも向き合わざるを得なくなります。

公益という言葉があります。その逆の意味として私益という言葉もあります。

行政書士はどちらかといえば、公益寄りだなんて手前勝手に思っていたわけですが、利益を生まなければ何もなりませんよね。

公益と私益とは、分けられるものではなく、裏と表の関係でしょう。

商人が、稼いで税金をしっかり納めて公に尽くすということと何ら変わらないことなのですよね。

利益とは公にも私にも役に立つもの。

行政書士もアキンドに他なりません。

ズボラな性格が災いし

僕の性格を知る人は、「今の仕事、本当に大丈夫なの??」と思うでしょうね(笑)

そのくらい、実生活の自分は、テキトーでズボラなところもあります。

そんな性格が災いしてか、今日は宅建免許申請の添付書類の取り寄せの際にミスが発覚してしまいました。

幸いにも大事には至らないほどのものですが、こうした小さなミスが、やがては大きなミスにつながっていってしまうのでしょうね~。

僕は常々、仕事と日常は切っても切れない関係だと思っています。

日常で不親切な人は、いくら取り繕っても仕事上でもそうしたボロが出てきてしまいがちではないでしょうか?

僕のテキトーな性格も、いかんなく発揮されてしまう場面がありますので(汗)、十分に注意していかないといけませんね。

神は細部に宿ると言われているように、些細なことでも手を抜かずにやりきることが、プロとして求められていることなのでしょう。

お客さんにとってのベストな選択肢であるために、日々精進。常に自分の中の課題と向き合っていくしかありません。

やはり、これしかないっすね!

茶道

今日は、茶道の稽古の日でした~。

行政書士業務と茶道。

一見、何の関係もなさそうですが、これが実に深いところでつながっているように思えます。

もちろん、仕事以外のことでも茶道は生きてくるように感じています。

道と名のつく稽古事には、必ずといってよいほど、形があります。

形とは、先人たちが考えに考え抜き、様々な試行錯誤を経て出来上がり、完成されたものです。

その形には、何百年と連綿と続いてきた先人たちの深い知恵があると言われ、悟りに通じるとも言われています。

それを何度も何度も繰り返すことによって、最終的に悟りにいたるのだそうです。

稽古とは、古(いにしえ)を稽(かんがえ)るという意味。

それは、直感を磨くことにつながることなのでは?と僕は思っています。

理論が先に考えられがちな僕らの業界ですが、実は、直感を頼る場面(特にお客さんと接点を持つ場面で)というものがとても多いように感じています。

お茶の稽古でも、仕事でも、日常でも鋭い感性が求められるのでしょう。

日々研鑽ですね。

滅私奉公

資料を集め書類を作り、役所に提出するのが、行政書士の仕事。

このように行政書士という仕事を考えてみると、例えの表現方法はともかく、僕らは駒というか手足のような存在ではなかろうか?と思うことがあります。

僕らはサムライ業という独立した個人事業主である反面、己の我を抑えて、お客さんに尽くしていく面も求められるように思います。

そうした中、やはり、僕はお客さんにとってベストな選択肢でありたいし、善き駒でもありたいと日々感じています。

そうなるためにも日々研鑽なのですよね。

失敗も含め様々な経験を積み、酸いも甘いも噛み分けていく中で磨かれていく人間性や知恵。

それはどの業種業態であっても必要なものなのではないでしょうか?

どんな社会的役割に就こうが変わらない原理原則が、滅私奉公の精神かもしれないなと思う今日この頃です。

我欲を薄めれば、きっと善い仕事ができると僕は信じています。

一つひとつを丁寧に

医療法人の分院、社会福祉法人の定款変更、積替保管有の産業廃棄物収集運搬業許可申請、事業年度終了報告やら宅建免許更新申請等々・・・

今、めちゃくちゃに仕事が溜まってしまっています(^^;)

しかも、難易度の高い手続きも入っているため、時間もかかります。

これはこれで、とてもありがたいことなのです。

が、あれもこれもと気ばかり焦ることも多々ありますね。

一つの仕事をしていると、ふっと別の仕事の案件を思い出したりします。それでまた焦ってくるという循環(笑)

でも、やっぱり一つひとつ、目の前の仕事を丁寧にやっていくしかないんですよね。

お客さんにとって最善、最良の手続きになることを願って、一つひとつ丁寧に、地道に。

忙しい時こそ、真心を忘れてはいけないと思いました。

 

実務に勝る勉強なし

今日は、産業廃棄物収集運搬業許可(積替え保管あり)申請の相談と新規の建設業許可申請の相談で埼玉県庁に行ってきました。

僕らの業界というのは、常に法律や会計の勉強が求められています。資格業ということもあり、勉強熱心な方が多いのも特徴かもしれません。

でも、やはり、一番勉強になるのは、実際に実務をやっていくことです。実務をやりながらの勉強でなければ、あまり身にならないのかもしれません。

僕は何度も建設業許可申請を行っていますが、そのどれもといっていいほど、マニュアルにはない事態に遭遇します。

今回も休眠の有限会社の役員をやっている人が絡む案件だったのでした。

やはり、登記を適正に処理しなければいけないことがあり、また、税務署に休眠届を提出する必要が出てくるなど、マニュアル外のことのオンパレードでした。

でも、こうした想定外のことに次々当たらなければ、事務処理の力は養われにくいと感じています。

もちろん、業務研修会での研鑽も必要でしょうが、実務を通しての吸収とはくらべものになりません。

仕事を引き受けてから考えることが、実力アップの最良の近道かもしれません。

わからないから、まずは研修ではなく、仕事を受託することが最も大切なことと思います。

そのためにも同業の先生、他士業の先生とのつながりはとても大切ですね。

 

信用

仕事をしていく上で絶対に欠かせない信用。

ところで、この信用とはどういうことなのでしょうかね?

今の時代は、ネット広告がとても盛んです。

実績を謳い、お客さんからの声や創業理念を載せてなどなど、信用してもらうための宣伝が、たくさんされています。

でも、やはり、直接会って、いろいろとやりとりした中でなければ、信用はなかなか築きにくいものなのかな?と感じるところがあります。

やはり、仕事ではアナログによるところがとても大きいように思えます。

会ったときの醸し出す雰囲気、表情。

人に会えば会うほど、そこから人間性を見抜けるようになっていくのかもしれませんね。

本当に「売れる」信用力のある人とは、広告宣伝などしなくても食っていけるのだろうと思います。

そんなことをふと思いました。

 

 

 

 

 

仕事を依頼していただく上で大切なこと

仕事を依頼していただく上で大切だな~と思えることに、敬意と親切心があると僕は思います。

分け隔てなく人へ敬意を払うことにあいさつがありますよね。

僕の場合、法人の取引先が多いので、社長や理事長以外にも職員の方や取引先の方がいらっしゃいます。

そういう方々にも会釈やあいさつをすることを常に意識していますね。

当たり前に思えるかもしれませんが、これ、かなり大切なことだと思うのです。

当たり前に思える些細なことに限って、やっていなかったりするものなんですよね~。

そして、そういうところに限って、人様はよく観ているものです。

仕事の時だけ形式的にあいさつすればいいわけではなく、普段からの心掛けがもろに出ますよね。

普段から人に敬意をきちんと払い、親切にできる人でありたいものです。

 

 

 

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