新規許可を取得したい事業者様へ

★なぜ、一般貨物自動車運送事業には許可が必要なのか?

新規に取得したいとお考えの方は、ややもすると許可の取得に囚われがちとなります。しかし、許可制度の根本をまず把握していくことが、今後の健全な運営のカギを握ります。

なぜ、一般貨物運送事業には、許可が必要なのか?

許可とは、そもそも国民に禁止されている行為の解除を意味します。つまり、国民が自由に一般貨物運送事業を営むことができないように規制されています。

では、一般貨物運送事業は、なぜ禁止されているのでしょうか?

それは、国民が利用する公道を活用しながら事業を行うためです。もしも、その公道で大事故でも起こしてしまったら?

人命のみならず、社会的にも、経済的にも計り知れない損失を招きます。

ここに許可や巡回指導といった制度がある理由があります。

忘れてはならないのは、一般貨物自動車運送事業は、営利活動であると同時に責任の重い公的事業でもあるという点です。

どうか今後、この根幹を深く認識していたただくことが、一般貨物自動車運送事業を経営していくにあたりとても重要なことだと自分はとらえています。

 

★一般貨物自動車運送事業経営許可申請の特徴

次に許可申請の特徴について述べていきます。

その特徴とは、次の3点に絞られます。
 

新規許可申請の特徴
1.要件が厳しく、申請にあたり正確な法令等の知識が必要
2.役員法令試験が課せられる
3.定期的な巡回指導があり、許可取得後に適正な運営が求められる

要するに、一般貨物自動車運送事業経営許可申請の場合、対応がよくわからなくて困ったことが、非常に出てきやすいのです。

それも、許可を取得する時のみならず、許可を取った後の運営面でも様々な壁に出くわします。

そうした壁を一つ一つ正確に把握し、丁寧にクリアしていくお手伝いをしていくのが、行政書士の役割です。

運送業における行政書士の役割とは、単なる手続き屋ではありません。許可取得からはじまる法務ナビゲーターという存在であることをご理会ください。

 

★貨物運送事業との縁

数年前、とある縁から貨物運送屋さんと仕事をするようになりました。はじめて許可を取得した時は、それはもうドキドキの連続でした。

そして、業務を行う中、心の中でこうも思いました。(付け焼刃で対応できる仕事ではないな・・・)と。

これをきっかけに運送事業関連の仕事をいくつかいただけるようになりました。そして、こうした有難い縁をいただき、業務をしていく中で気づいたことがあります。

それは、特に貨物自動車運送事業という分野では、法務ナビゲーターとしての高い専門性と深い見識が行政書士に求められるという点です。

事業を運営していくにあたり、もちろん、売上と利益は非常に大切です。ですが、その売上と利益は、その事業体の信用度に支えられている面もあります。

その信用度を共につくりあげていくことが、一般貨物自動車運送事業経営許可申請を契機として、この分野での行政書士には求められています。

仕事を通して依頼主と行政書士という関係から、もう一歩深いつながりをもてたら、うれしい限りです。

★事業者の困ったを解決したい

人間には、困った人の助けになりたいという心が、元々あるような気がしています。もちろん、自分自身はまだまだ微力です。

しかし、仕事を通して、ほんの少しでも事業者様のお力になれればという思いで、この分野を極めていきたいと心底思っています。

困ったという漢字の囲いをとれば、木はのびのびと自然の道理に即して成長していきます。僭越ですが、そんな囲いをとってあげられるような仕事をしていきたいと考えております。

縁のあった事業者の皆様には、よりよい事業体へ成長し、世の中に強く求められる存在になっていくことを心より祈念しています。

ご縁がありましたら、どうぞ、よろしくお願いします。