力強く生きる?

老いること、病に罹ること、死ぬこと。

これらは、避けることができないとお釈迦様がかつておっしゃったと言われています。

僕らのような個人事業主は、健康第一とよく言われます。

本当にそう思いますから、不摂生な生活は自分はあまりしていません。

むしろ、適度な運動も取り入れながら健康的な生活を送っているつもりです。

しかし、そうはいっても病気も死も老いも避けられません。

今日、体調不良のため病院に行ってきました。

ある検査をすることになりましたが、どういうわけか淡々と受け入れている自分がいました。

かつての自分であれば、(なんで自分が?こんなに健康的な生活をしているのに?)とやり切れない思いでいっぱいになっていたはずです。

年齢を重ね、経験を重ねてきたこともあるのでしょうが、お茶の稽古と読書の蓄積も大きいと感じました。

不都合を受け入れていける素地のようなものが、少しずつ創られていたのかもしれません。

淡々と従容と生きていくこととは、力強く生きることと同義なのだと感じました。

純粋な気持ち

本日は、八潮にて茶道の稽古でした。

なぜ、茶道をやっているのか?

読書のすすめの清水店長からいただいた貴重なご縁からです。

4~5年ほど前、どういうわけかふと茶道の稽古に通いたいと思ったのです。

今考えても不思議なのですが、その時にふとおもしろそうだなと純粋に思いました。

普通、自分の仕事に役立つことや能力開発につながること、夢や目標の実現に役立つことを学びたがるのでしょう。

しかし、自分の場合はそうではありませんでした。

そうしたものとは全く関係なく、ただ面白そうという関心からやってみたいと思ったのです。

そして、これがすごく大切なことに今振り返ると思えます。

役立てようとか、教養や礼儀作法を身につけようという目的ももちろん大切なことかもしれません。

しかし、それよりも面白そうという理由のほうがいいと自分は考えています。

人間は自分が思うほど合理的なものではないらしいですね。

たとえば、お金が儲かりそうな業務に就くより、自分がやりたいこと、自分の関心があることに取り組んだほうが、生きがいをずっと感じられるのではないでしょうか?

茶道の稽古に通っていることは、どうもそんなところに近い気がしてなりません。

関心があるからやっている。

にもかかわらず、結果として実は仕事にも日常にもすごく生きているのが、今の茶道です。

ところが、仕事に役立てようと茶道の稽古をやっていては、どうもそうならないような気がします。

ただ、お茶の世界にどっぷり浸かる。楽しく浸かる。

そうした純粋さが、物事に生きてくるのでしょう。

 

許認可手続きは緊張の連続

今日、医療法人の定款変更認可申請の件で午前中、すったもんだがありました。

どうすったもんだしたかといえば・・・。

決算期の定めです。

通常の会社であれば、決算終了後3か月以内に株主総会等を開き、決算を確定させます。

通常は2か月以内なのですが、法定の理由があれば3か月以内まで伸長できることになっています。

法定の理由とは会計監査人による監査等を指すのですが、会計監査人を置いていない中小企業であっても定款にその旨が規定されていれば、これは適用されます。

ところが、医療法人について2ヶ月以内なのか?3ヵ月以内でもいいのか?が、判然としなかったためです。

会社の定款とは異なり、医療法人の定款の場合は役所の認可が求められるため、確認を取る必要が出ました。

結論は、原則通りの2ヶ月以内。

3カ月以内と伸長できる場合は、会計監査人の監査が必要とされるような比較的大きな病院などに限られるそうです。

会社でいえば中小企業に該当するような診療所のみを運営する医療法人については、原則通りにしてくださいとのこと。

ただし、これは都道府県庁によって異なっていたりもします。

他の都道府県では、こうした特別の理由がなくとも3カ月目に社員総会を開いて決算を確定させる内容の定款にしてもいいですよとされたケースが実はありました。

このように許認可の場合、それぞれの役所の見解が多少なりとも異なる場合があります。

申請途中にも、(えっ!?)と思うようなことも結構あるものなのです。

慎重に慎重を重ねて手続きを踏んでいかなければとんだ落とし穴に落っこちてしまい、お客さんなどに大変な損害とご迷惑をもおかけしてしまいます。

そうならないためにも、やはり現場経験といったものがとても重要になります。

ドキドキした午前中を思い出し、改めて緊張感をもって業務に取り組んでいこう!と思いました。

やりがいと緊張感とは、本当にコインの裏表の関係ですね。

時は金よりも価値あり

昨日は、一般貨物自動車運送業の営業所移転にともなう変更認可申請の事前確認のため、某市役所に伺いました。

営業所の移転については、各市区町村役場での事前確認が非常に重要となります。というのも、運送業の営業所として適切な場所の建築物でなければ認可が下りないためです。

風営法の許可においてもこのような規制がありますので、許認可の際にはとても神経を使うところです。

都市計画図と照らし合わせ、どの用途地域に該当する場所なのかをしっかりと確認しておくことが求められます。

ここで不注意なミスが出てしまえば、すべての許認可はパーとなります。

これは何を意味するか?といえば、莫大な損害金とご迷惑を依頼人にかけてしまうのです。

許可を出すのは役所ですが、その見込みを判断し、依頼人に正確に伝えるのが、行政書士の役割です。

このように許認可が取れる、取れないは、依頼人にとって大問題になってくるのです。

現地に出向き物件を見て、担当者に直接確認する地道な作業が求められます。

責任が重いが故に大変でもありますが、大きなやりがいに通じるところでもあります。

まあ、そんなこんなで午前中は打ち合わせ、午後は経営事項審査や医療法人の定款変更等の資料あつめやら書類作成やらであっという間に夜になってしまいました。

「時は金なり。」と言われます。

しかし、時とは、金にも代えられないくらい貴重なものです。

そんな大切な「今」を共に過ごしてまいりましょう。

連携できるということ

同業というとライバルという関係で見られがちですが、行政書士についてはそうではありません。

というのも、行政書士業務は他士業に比べるとかなり範囲が広いからです。よって、行政書士それぞれ専門分野、得意分野が異なってきます。

実は、私は外国人関係の仕事をほとんどやってきませんでした。

ところが、ここ最近でこの分野の案件についての相談が比較的多くなってきたように感じています。

ご依頼人には他の先生に聞いてみますと回答しながらも、即答できない歯がゆさを抱えていました。

そんなとき、支部長会議で隣の席にいらっしゃる先生が、外国人関係に強いということでしたので早速、相談させていただきました。

外国人関係を専門のされているということもあり、書籍等では得られないような貴重な情報を仕入れることができました。

とても感謝、感激です。やはり、行政書士同士のつながりというのは、とても貴重だと改めて感じました。

ご依頼人により一層、充実したサービスを提供していくためにもこのようなネットワークをつくり、育てていくことが大切だと思います。

自分自身の他の先生のお役に立てるよう、日々精進していく所存です。

さらによい仕事でお返しを

本日は、一般貨物自動車運送事業の経営許可申請のため千葉運輸支局に行ってまいりました。

申請するたびに思いますが、やはり新規の申請は特に緊張します。

自分は結構、おっちょこちょいで不注意なところがあるので書類の不備がその場で見つかったりもします(お恥ずかしい・・・)

軽微な不備であればその場の訂正で済むのですが、やはり訂正はないほうがいいですね。

ちょっとしたミスが見つかるたびに気を引き締めていかないと!という思いを強くします。

また、成年後見制度のことでちょっと相談した行政書士の先生から電話がありました。

その先生からは、成年後見制度の現場における問題点を懇切丁寧に教えていただき、感謝、感謝です。

机上の空論ではない現場での知恵は、お客さんにとっても宝の情報となります。

お客さんにより一層役立てるように情報収集とそのもとにある縁をより一層大切にしていこうと思いました。

明日は、事業年度終了報告等の諸手続きが完了したので、集金で各所をまわります。

また、一般貨物自動車運送事業の営業所変更の手続きの相談も受けているので関係機関での確認、相談があります。

また、外国人の在留資格変更の件でよくわからない点があるため、実務に精通した行政書士の先生に相談する予定もあります。

忙しいことは、本当に有難く、うれしいことです。

感謝の気持ちをお客さんへのさらによい仕事で返していくつもりです。

 

支部長会議にて

一昨日前のことになりますが、支部長会議が埼玉県行政書士会館で開かれました。

会議もさることながら、改めて人との縁、つながりの重要性を認識しました。

実は、数件の仕事で判断に迷うことや調べたいことなどを抱えていたため、それぞれの件について各支部長や役員の方々に相談することができました。

行政書士業務というのは、他士業にくらべてみると非常に範囲が広いです。

他士業は、分野がそれぞれ限定され、管轄する役所も限定されています。

たとえば、司法書士であれば主として登記、税理士であれば主として税務といった具合です。

ところが、行政書士となると外国人関係、建設業、風俗営業、相続、成年後見、自動車関連といったようにとにかく幅が広いのです。

その全てに精通していくことはほぼ不可能でしょう。

だから、他の行政書士との連携が求められる場面が多いのです。

自分のように建設業、産廃、一般貨物運送事業には比較的強くても、外国人関係や成年後見といった分野はあまりやったことがないというムラがどうしても出てきてしまうものです。

そうした意味でこのような支部長会の場はとても有難いと感じました。

依頼人にとってベストな選択肢を選んでいただくためにもこのような連携、つながりを大切にしていきたいと改めて思いました。

時間があると思うと・・・

つくづく思うのですが、時間があると思うと業務があまりはかどりませんね。

平日に打ち合わせや役所対応で追われると、書類を作成している時間がなくなることがよくあります。

土日、祝日にそれをあてようといつも思うのですが、時間があると思うとあまりはかどらなくなります(-_-;)

逆に忙しくてどうにもならない!とあせっているくらいのほうが、事務仕事もはかどっていくように感じています。

ゆとりは、人をある意味堕落させますね(笑)

今日もそんな油断からやっておきたかったことまで手が回りませんでした。

事業年度終了報告書の作成と運送業の変更届の二つ。

プライベートでは荷づくりと発送。

今、里帰り出産で嫁も子どもたちもこちらにはいないので、土日、祝祭日もすべて仕事に回そうと思えば回せます。

が、逆にいてくれたほうが(時間がない!)と思うので業務もはかどっていくのかもしれませんね(^^;)

今日の反省を明日に生かしていきます。

予定通りにいかぬものなり

本日は、午前中に一般貨物自動車運送事業許可申請書と添付書類への押印でお客さんのところに行き、あわよくば他の会社さんによって別件での押印をいただこうと思いきや・・・。

資料を銀行さんが持って行ってしまったとのことでやむなく中止。

事務所に戻り事務仕事をした後、県庁へ申請へ。

経営事項審査用の事業年度終了報告申請でございましたが、めちゃくちゃ混んでおりました。

かなり待ちそうだったので郵便局やら銀行やらに寄って記帳やらなにやらの野暮用をこなし、再び県庁へ。

無事に申請完了。結果1時間半待ち。

ついでに宅建免許更新申請で免許が下りたとのことだったのでそれを受け取り帰りにお客さんへと届け、事務所到着が5時半。

とにかく歩き通しだったので疲れました!

経営状況分析申請の補正、社会福祉法人議事録作成、医療法人関係の請求書の送付などなどをやるつもりだったのですが、さすがにくたくたで休憩。

休憩後にお客さんとの打ち合わせの予定が、お客さんがお忙しかったため明日に延期。

たまっている事務仕事も明日の土曜日に片づけます。

なんだかバタバタとあわただしく終わった金曜日でした。

役所は原則金曜日までなのであわただしくなるのは当然といえば当然かもしれません。

これからゆっくり休んで明日に備えます。

 

今やれることは今のうちに

今日は、午前中から午後にかけてお客さんのところに押印、資料の受け取り。その後、東京都庁に医療法人の役員変更届提出しました。

午後には一般貨物自動車運送事業許可申請書類へ押印と資料の受け取りを予定していましたが、お客さんがお忙しく、都合がつかず後日に。

午後には経営事項審査を前提とする事業年度終了報告書の作成を完了させようとしましたが、時間切れ。

ということで明日の午前中に仕上げ、午後は申請の予定です。

そういえば(別のお客さんの)産廃収集運搬業許可と宅建免許の更新が終了したとのことで役所より連絡を受けたため、できれば明日受け取りに行きたいと考えております。

役所の開庁時間内に動かなければいけない事案もあるため、忙しくなると本当に時間が短く感じていきます。

今できることを先延ばしせずに今やってしまうことの重要性を改めて認識すると同時に(あの時、やっておけば・・・)なんて後悔の念も(笑)

人間は不思議なもので時間があると思うとやるべきことをやらなくなってしまいますよね。

やはり、忙しいくらいがちょうど良いのでしょう。

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