Category Archives: 仕事に生かせる一冊

非凡とは?

ikiru異端であることに何か価値があるように僕は思う。

しかし、異端であろうとするとうまくいかないような気もする。

空手でもなんでもそうだろうが、基本の形がある。

その基本をおろそかにする=異端とするならば、それは違うのだろう。

天才であれば話は別だが、トリッキーな技、独特な技は、基本の形無しにはできない。

それと同じように平凡に徹することがなければ、能力は発揮されないのだろう。

才能がないと嘆くよりも、平凡に徹しきれない己の弱さを嘆くべきなのだろう。

自分は特別であろうとする前に、平凡な自分という存在を認めたほうがよいのかもしれない。

平凡な自分を徹しきることで、非凡という意味が理会できるかもしれない。

そんなことをこの本を読んで、ふと思った。

品位

andoujpg知る人ぞ知るという著者安藤昇氏。

この本は、のっけから衝撃的な言葉が羅列されています。

女性にお売りできないというのも、とても頷けます(笑)

僕にとって、特に心に残ったのが、言行一致という言葉でしょうか?

というのも、約束を守るといっても、実際には結構大変なことだと自分で思っているからでしょうね~。

なので、そんな性根じゃ、話にならねぇぞ!!!なんて罵声を浴びながらも読んだような感じです(笑)

世の中には真面目そうに見えて、陰で不真面目な輩だったり、逆に不真面目そうに見えて、実はきっちりやるべきことをやる人間だったりと様々です。

実際、他人は、その人の言葉ではなく、その人の行動を見ているといっても過言ではありませんよね。

言行一致だ!なんて声高に叫んでいる人よりも、黙ってやる人のほうが、全然信用されるものなのかもしれません。

自分との約束、他人との約束、自分の思考、言動に恥じない生き方を見直さなきゃならないな~とつくづく思いました。

男性の辛(たしな)みとして、ご一読を強くおすすめします。

 

 

だったら、こうしてみたら?

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僕は、NPO法人読書普及協会に所属しているのですが、そこの講演会で初めて植松さんのことを知りました。

その時の衝撃は、今でも忘れることができません。そのくらいインパクトが強かったですね~。

今回、紹介する本は、植松さんの「好奇心を天職に変える 空想教室」です。

正直なところ、植松さんの講演にしても、本にしても何度か聞いたことも、読んだこともあります。

なので、それほど強い衝撃は受けないだろうと思って読みました。

ところが、その予想が見事に覆されましたね(笑)

僕が特に印象に残ったのが、失敗した後に「だったらこうしてみたら?」という投げかけです。

ともすると、僕らは過ぎた失敗にくよくよしたり、誰かへの非難の材料にしがちです。

ついつい暗い感情や怒りの感情に自分の心までが、支配されてしまいます。

でも、そんなときこそ心を前に向かせる言葉、思考が大事なのだと思い知らされますね。

「だったら、こうしてみたら?」で、自分も救えるし、他人も救うことができます。

これは、心の中の思い癖と口癖に是非ともしてみたい言葉です。

超おすすめの一冊ですよ!

tamasiisets心学商売繁盛塾の今月の課題本「魂の冒険」と「魂の発見」

まだ、全部読み終わっていないのですが、内容は本当に素晴らしいし、面白いですね~。

僕らはついつい、自分にとって都合の良いことを良いことと捉え、都合の良くないことを悪いことととらえがちです。

でも、本当にそうなのでしょうか?

都合の悪い試練、困難が、自分の魂から発する光を引き出すことにつながるということをこの本は認識させてくれます。

僕自身の過去を振り返ってみても、試練や困難にへこたれずにがんばれたことが、後々の人生にすごく生きてくるように感じています。

世の中で起きることは、必要、必然、ベストだとある本に書かれていました。

どう考えてもベストに思えない、むしろ、最悪な事態こそが、自分の魂が今世で乗り越えるべき課題であり、このことがベストなのだということに気づかせてくれる本です。

 

 

疑うからこそ信頼される

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今日は久々に本の紹介です。

この本は、今月25日(月)に行われる心学商売繁盛塾の課題本となっています。

この中で僕が個人的にとても印象に残ったことがあります。

ある商品が一番良いか?を選ぶ際、その商品群を徹底して疑うという内容が書かれてありました。

トースターなんかも何万枚もパンを焼いてみて、その焼き具合などを自分の目で確かめていくわけです。

その中で厳選された商品だけをおススメするというところが、本当にスゴイ!と思ったところです。

信じることは簡単だけれども、簡単に信じた分、裏切られたという思いがどうしても湧いてしまうのが、人間の心情なのではないでしょうか?

だからこそ、信じる大前提として取り扱う商品やサービスを徹底して疑う。これで本当にいいのか?と疑う。

その疑いから、本当の信用性というものが生じるということです。なるほど!とつい膝を叩いて思ってしまいました。

自分自身が取り扱っている商品やサービスを本当に良いものなのかどうなのか?

そんなことを常に省みながら仕事をすることで本当に質の良い商品やサービスを提供できるのだろうと思いました。

この他にも商売に生かせるモノの観方、考え方が満載でとても勉強になる一冊です。

 

東洋庶民道徳

東洋庶民道徳今日は埼玉県庁へ建設業許可申請に行ってきました。

ここ最近は、新規の建設業許可申請の際、待ち時間がかなりでます。

ぼけぇ~~っと待っている(笑)のも時間の無駄なので、「東洋庶民道徳」という本を読んでいました。

これ、とっても善い本ですよ!

今は物質主義の世の中ですが、人間の心のあり方が根本にあり、物質は二の次という思想なのです。

とても東洋的というか、日本人の心にしっくりくる内容ですね。

陰徳(人目につかない善行)を積むほどに、その本人またはその子孫に恩恵があるという話が理路整然と語られています。

西洋かぶれしてしまっている今の日本人にはにわかには信じがたいと思われるかもしれませんね。

でも、よくよく自分自身の人生を振り返ると、確かにそうだ!と思うところが多々出てくるように感じます。

商売をされる方には特におすすめの本ですね。

僕が事務局をつとめる心学商売繁盛塾でも取り扱う本です。

 

 

事業承継で40億円の借金を背負えますか?

81hrzUeiuoLたまには、本の紹介をしようということで(笑)

今回のおすすめ本は「ある日突然40億円の借金を背負う それでも人生なんとかなる」です。

順風満帆なサラリーマン生活を送っていた著者が、親が亡くなったことで借金まみれの会社を引き継がざるをえないというありえないくらい理不尽な内容の本です。

会社の社長と言えば聞こえはいいでしょうが、実際には苦の連続、逆境の連続ということが赤裸々に語られています。

起業を目指したいという夢を打ち砕くような内容になっていますが(笑)、甘い夢から目を覚まさせてくれる内容で僕はとても良い本だと思います。

成功を目指しても、失敗したとしても経営の行き着くところは、成長なのだとどなたかがおっしゃっていました。

成功のみに価値を認めるような起業は、僕は非常に危険と考えています。なぜ危険と考えるのか?は、すべてこの本の中に答えがあるような気がしますね。

 

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