支部長会議にて

一昨日前のことになりますが、支部長会議が埼玉県行政書士会館で開かれました。

会議もさることながら、改めて人との縁、つながりの重要性を認識しました。

実は、数件の仕事で判断に迷うことや調べたいことなどを抱えていたため、それぞれの件について各支部長や役員の方々に相談することができました。

行政書士業務というのは、他士業にくらべてみると非常に範囲が広いです。

他士業は、分野がそれぞれ限定され、管轄する役所も限定されています。

たとえば、司法書士であれば主として登記、税理士であれば主として税務といった具合です。

ところが、行政書士となると外国人関係、建設業、風俗営業、相続、成年後見、自動車関連といったようにとにかく幅が広いのです。

その全てに精通していくことはほぼ不可能でしょう。

だから、他の行政書士との連携が求められる場面が多いのです。

自分のように建設業、産廃、一般貨物運送事業には比較的強くても、外国人関係や成年後見といった分野はあまりやったことがないというムラがどうしても出てきてしまうものです。

そうした意味でこのような支部長会の場はとても有難いと感じました。

依頼人にとってベストな選択肢を選んでいただくためにもこのような連携、つながりを大切にしていきたいと改めて思いました。