軸
少年となっていますが、現代の大人にとっても充分読み応えのある本です。
そう考えると、数十年前に書かれた少年向けの本のレベルが高い!
というより、今の大人のレベルが下がっている?とも言えそうです(笑)
いずれにしても、日本という国がどのような経緯で今につながっているのか?
これをまず知ることが、とても大切だと感じられる本です。
日本は歴史上、様々な苦難を乗り切って国体を護ってきました。
では、なぜ護ってこられたのでしょうか?
それは、一言で言えば、軸を失わなかったからだと思うのです。
軸とは、日本とは、そして日本人とはどのような存在なのか?という問いかけです。
大難に遭った時こそ、何が大切なのか?を見失ってはいけないよというメッセージが、この本の中にたくさんつまっています。
危機に直面すれば、小手先の対処療法だけに捉われがちです。
しかし、このようなときこそ根源的な問い、原点とは何か?を考え直さなければいけないのでしょう。
商売にも、人間関係にも大いに役立つ本です。
また、政治家の方々にも是非読んでいただきたい本です。
是非、ご一読を!