熱意
熱意は、仕事をしていく上で最も大切なことだとよく言われています。
経験上、たしかにその通りだと僕も思います。
ところで、熱意はどこから湧いてくるものなのでしょうか?
「お客様のために」という言葉がありますが、本当にお客様のためにという思いで熱意が湧いてくるのか僕には疑問です。
また、夢という言葉がありますが、夢を実現しようとする意欲で熱意を持ち続けられるのか?これも疑問です。
お客様というけれど、それは誰のことなのか?
あるいは、夢というけれど、それはどんな夢なのか?
抽象的で、地に足をつけていないような思いだけで言っていないだろうか?を自分自身に問いただすことが、すごく大切に思えるのです。
お客さんや身の回りの人々の顔を思い浮かべながら、責任感をもって仕事をしていくことなくして、情熱や楽しさが湧いてくることは、ありえないのではないでしょうか?
現場で熱意をもって仕事をし続けていく中で、お客さんを大切にする気持ちは、お客さんが喜ぶ姿から学んでいくものだと思います。
お客さんが喜んでいる姿を見続けていくことの中で夢や志というものが、はじめて心の中から湧いてくるものなのではないでしょうか?
それが、天に通じる思いなのではないでしょうか?
まず、夢ありき、志ありきではないように思えるのです。
まず、人を喜ばせていく中で、嘘偽りのない思いに気づいていくものだと僕は思います。
成功のためとかそんなのではありません。
嘘偽りのなく人を思う心が、熱意なのではないでしょうか?