時は金よりも価値あり

昨日は、一般貨物自動車運送業の営業所移転にともなう変更認可申請の事前確認のため、某市役所に伺いました。

営業所の移転については、各市区町村役場での事前確認が非常に重要となります。というのも、運送業の営業所として適切な場所の建築物でなければ認可が下りないためです。

風営法の許可においてもこのような規制がありますので、許認可の際にはとても神経を使うところです。

都市計画図と照らし合わせ、どの用途地域に該当する場所なのかをしっかりと確認しておくことが求められます。

ここで不注意なミスが出てしまえば、すべての許認可はパーとなります。

これは何を意味するか?といえば、莫大な損害金とご迷惑を依頼人にかけてしまうのです。

許可を出すのは役所ですが、その見込みを判断し、依頼人に正確に伝えるのが、行政書士の役割です。

このように許認可が取れる、取れないは、依頼人にとって大問題になってくるのです。

現地に出向き物件を見て、担当者に直接確認する地道な作業が求められます。

責任が重いが故に大変でもありますが、大きなやりがいに通じるところでもあります。

まあ、そんなこんなで午前中は打ち合わせ、午後は経営事項審査や医療法人の定款変更等の資料あつめやら書類作成やらであっという間に夜になってしまいました。

「時は金なり。」と言われます。

しかし、時とは、金にも代えられないくらい貴重なものです。

そんな大切な「今」を共に過ごしてまいりましょう。