実務に勝る勉強なし
今日は、産業廃棄物収集運搬業許可(積替え保管あり)申請の相談と新規の建設業許可申請の相談で埼玉県庁に行ってきました。
僕らの業界というのは、常に法律や会計の勉強が求められています。資格業ということもあり、勉強熱心な方が多いのも特徴かもしれません。
でも、やはり、一番勉強になるのは、実際に実務をやっていくことです。実務をやりながらの勉強でなければ、あまり身にならないのかもしれません。
僕は何度も建設業許可申請を行っていますが、そのどれもといっていいほど、マニュアルにはない事態に遭遇します。
今回も休眠の有限会社の役員をやっている人が絡む案件だったのでした。
やはり、登記を適正に処理しなければいけないことがあり、また、税務署に休眠届を提出する必要が出てくるなど、マニュアル外のことのオンパレードでした。
でも、こうした想定外のことに次々当たらなければ、事務処理の力は養われにくいと感じています。
もちろん、業務研修会での研鑽も必要でしょうが、実務を通しての吸収とはくらべものになりません。
仕事を引き受けてから考えることが、実力アップの最良の近道かもしれません。
わからないから、まずは研修ではなく、仕事を受託することが最も大切なことと思います。
そのためにも同業の先生、他士業の先生とのつながりはとても大切ですね。