一筋縄ではいかない許認可手続き

自分の仕事は、ある一定の事務手続きを完遂した結果として報酬をいただくことです。

行政書士の主力業務である建設業許可にしても産業廃棄物収集運搬業許可にしても、やってみれば誰でもできることと思うはずです。

何度もやるほどにパターンがわかってくるものですから、この手数料で高くないかな?なんて疑問を持つ場面も出てきます。

そして、一定の経験則から建設業許可や産業廃棄物収集運搬業許可が取得できそうだという予想はある程度ついてくるものです。

しかし、世の中よくできたもので、手数料をいただいてやる仕事というのは、頭でイメージできたほど単純ではなかったケースも実は多々あります。

予想以上に手間がかかり、資料の取り寄せが多くなったりとします。役所との折衝が必要なケースもかなり出てくるものです。

書かれているマニュアル通りにはいかないケースのほうが圧倒的に多いようです。

単純で簡単な儲け話なんてものはないよということが、仕事をやるほどに思い知らされるものですね。

簡単な儲け話でうまくいってしまうほど不運なものはないのでしょう。