ぶらさがり
以前、予備校の講師を兼業している行政書士の先生にこのような暴言を吐いた記憶があります。
「予備校になんてぶらさがるなよ!なんのために独立したんだい?」
酒に酔った勢いで、大変失礼なことを言っちゃったものだと、大いに反省する反面、あながちこの言葉も筋違でもないよな~とも感じています。
他に定期的な収入が入ってくれば安定するし、安心もできます。
それはそれで結構なことなのかもしれませんが、どこかの団体に所属することによって、気の緩みが僕の場合は出てくる気がしてなりません。
収入が安定する前は、バイトや副業をしてもやむをえないのかもしれません。
しかし、独立した以上、一本の道で食っていけるようになれなければ、自分で商売をやる意味も意義もないと僕は思っています。
より多くの収入、待遇を独立を目指す人は求めるのでしょうが、その裏にあるより多くの問題、不遇を抱えるのも独立の姿です。
ある団体、組織にくっついて安定収入を得られることは、おいしいと世間で思われているようです。
その反面、独立していく気概を損なうものでもあるように僕は思います。
自分にとって厳しい道、負荷のかかる道を選んでいかなければ、商売も自分も進化させることはできませんよね。
負荷や厳しさの裏面にある真の楽しさを僕は掴んでいきたいと考えています。