謙虚に素直に

昨日は、お茶の稽古でした。

稽古に通うたびに感じるのですが、自身の不器用さ、物覚えの悪さに辟易します。

他の人のお点前や知識の豊富さを知るたびに内心(すごいな~)を連発もします。

一方、手前というのは不思議なものです。

慢心や怠惰な気持ちがすぐに表現されるものだとも感じます。

現在の心のあり様を正確に映し出す鏡のようにです。

だから、下手でも不器用でもいいから着実に、あせることなく積み重ねていければいいと思います。

謙虚に素直に。

器用にできることよりも継続して積み重ねていくことのほうが、もしかすると大切なことなのかもしれません。

雨の日も、風の日も、気分のいい日も悪い日も、ただひたすら通い続けていくことで見えてくるものがあるような気がします。

つまずきの連続の中で大切な何かに気づいていけるように謙虚に素直であり続けたいと昨日の稽古を通して改めて思いました。